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ウッドデッキやフェンスに適した材料(ハードウッド)
ウッドデッキやフェンス等によく使われているハードウッド。人気の人工木には無い、自然なぬくもりが根強い人気です。中でも、アイアンウッド(ウリン・ビリアン)が一番のオススメで、多く施工させていただいてきましたが、ここ数年、品薄になって来て値上がりしています。それに代わるハードウッドとして、セランガンバツ・イタウバ・アマゾンジャラ等の需要が増えてきました。それぞれに個性や長所短所もあります。実際に施工される時にはじっくりとご相談させて頂きますが、こちらのページでは、概要をご紹介しますので、ハードウッド選びのご参考にされてくださいね。 |
ウッドデッキやフェンスに最適! ハードウッド
アイアンウッド(ウリン・ビリアン)
耐用年数35年以上 クスノキ科 原産地:インドネシア・マレーシア 耐久性は世界最強。インドネシア桟橋60年以上の実績があります。シロアリには全く侵されず、その他の害虫もまれです。絶大な耐久性の源は、大量に含まれるポリフェノール(※)で、接水や接地する場所での使用や、海中での使用は他の追従を許しません。色調がよく、他の硬質材木に比べ、色のバラつきが少ないです。施工後の反りは少なく色調の高級感があります。アイアンウッド、ウリン、ビリアン、どれも同じ木の別名です。※設置後最初のうちはタンニンやポリフェノール等のアクが染み出しますが、中性洗剤で簡単に落ちます。そのままにしていても雨で落ちます。 |
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絶対王者アイアンウッド(ウリン・ビリアン) 詳細は、下のバナーから、専用ページをご覧ください。 |
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↓↓↓↓施工事例集↓↓↓↓ |
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セランガンバツ
耐用年数15年 フタバガキ科 原産地:東南アジア一帯 アイアンウッドよりは耐久性は劣りますが、とても丈夫でコストパフォーマンスも良いため(資源豊富)、人気のハードウッドです。ヨーロッパ、オーストラリアをはじめ、ウッドデッキ材としての使用実績は長く、日本国内では多くの公共物件等で採用されています。施工後の樹液の染み出しは殆ど目立ちません。施工後の反りは比較的少ないです。 |
ウリンに比べて明るい色です。下の施工例をご覧になるとお分かりですが、木によっての色のバラつきが結構あります。小さな穴が開いている物が多いですが、品質・耐久性に問題はありません。経年で多少のざらつきが出てきます。 |
セランガンバツ施工事例
タイルテラスと 東松山市 | ウッドデッキ 川越市 | 枕木 坂戸市 |
ラティスフェンス 鶴ヶ島市 | 目隠しフェンス 坂戸市 | 目隠しフェンス 川越市 |
クロスフェンス 新座市 |
イペ
耐用年数30年以上 ノウゼンカズラ科 原産地:南米 ブラジル、ペルー等南米アマゾン川流域原産の耐久性と高強度を併せ持つハードウッドです。ノウゼンカズラ科の広葉樹で、耐水、防虫性が非常に高いエクステリア材です。デッキ材として長い歴史を持っており、多数の公共工事実績があります。施工後のアクによる染みは殆どありません。反りや割れも少ないです。 |
木によって色のバラつきが結構あります。それも自然木の個性として楽しむのも良いでしょう。ウリンに匹敵する耐久性なのですが、若干割高になります。 |
イペ施工事例
門袖 川越市 | ウッドデッキ 戸田市 |
イタウバ
耐用年数30年 クスノキ科 原産地:ブラジル ポスト「ウリン」として人気が出て来ているハードウッドです。耐久性が非常に高く衝撃にも強い。ウリンと同じクスノキ科の広葉樹で、シロアリやフナクイ虫に強いエクステリア材です。耐久性が非常に高いにもかかわらず、施工性は非常に高い。施工後の反りや割れは殆どありません。 イタウバの特徴は、油分を多く含んでいるため表面がなめらかで、ささくれが殆どない事です。素足で気持ちいいハードウッドです。特有の斑点が、豊富な油分の証拠です(経年で自然に目立たなくなります)。また、色の変化が早く、オリーブ色(材木)→焦げ茶(施工時)→白銀色(設置後)と変わっていく過程を楽しめます。 |
イタウバ施工事例
ウッドデッキ 志木市 | 特徴の斑点が油分の証拠です! |
ジャラ(カリマンタン)
耐用年数20年 フトモモ科 原産地:東南アジア 表面の仕上がりが美しいハードウッド。表面の質感、色調共にトップクラスの仕上がりです。粘りとしなりがあり、割れに強い。昨今は、アマゾンジャラという南米原産のハードウッドの人気が出て来ていますが、別物です。アマゾンジャラはブラジル原産アカテツ科、赤みがかった色のハードウッドです。 |
ケランジ
耐用年数20年 マメ科 原産地:東南アジア 上品な光沢のある、美しい木目が人気のハードウッドです。表面の質感、色調共にトップクラスの仕上がりです。色調はチーク材に似ています。コストパフォーマンスも高く耐久性もあります。 |
ハードウッドの特徴(人工木と比べたメリット・デメリット)
やはり、木のぬくもりを感じられるというのが一番の特徴です。 使い続けるうちに徐々に色が変わっていきます(灰褐色・灰色へ)。周囲の木々や植物達にもなじんで自然なぬくもりが増して行きます。色の変化も楽しみの一つですが、気になる場合は塗装する事もできます。 <メリット> 自由な設計が出来ます。スペースや雰囲気に合わせて、大きさも形も自由自在。 <デメリット> 多少ささくれが出ます。サンドペーパーで磨いていただくと良いでしょう。素足でも気持ち良いですが、スリッパの使用をおすすめします(イタウバを除く)。 天然の材木ですので、色にばらつきがあります。 設置後暫くはアクが染み出してくる物もあります(雨で自然に落ちます)。 |
ウリンデッキを施主様ご希望の色で塗装しました。 川越市 和風のお庭にも合うウッドデッキ |
<アイアンウッド(ウリン)の色の変化>
設置直後 | 約半年後 | 設置直後のアクによる染み |
ガーデンライフで扱っているハードウッドの比較
ガーデンライフ・サイキグリーンでは、ウリン(アイアンウッド)、セランガンバツ、イペを扱っております。 |
耐用年数 | 耐久性 | 価格 | 弊社での 施工件数 |
コメント | |
ウリン(アイアンウッド) | 35年~ | ◎ | 高 | 最多 | イチオシ! |
イペ | 30年~ | ◎ | 高 | 少ない | ちょっと割高 |
セランガンバツ | 15年 | ○ | ウリンの8~9割程度 | 結構多い | オススメ |
イタウバ | 30年 | ◎ | ウリンの8~9割程度 | 僅か | |
比較:レッドシダー | ~10年 | ー | 安いが維持管理費が掛かり寿命も短いのでトータルでは高い | ー | ソフトウッド |
人工木について
樹脂と木粉と顔料を混ぜて造られたウッドデッキ材です。樹ら楽・レストステージ(LIXIL)、ひとと木(三協アルミ)等、メーカーから色々な種類が販売されています。特徴としては、天然木と違って色のバラつきが無く統一された綺麗なデッキが出来上がります。ササクレや経年による色の変化もありません。メンテナンスも楽ですが、商品によっては夏にとても熱くなりますので注意が必要です。 |
<メリット> 色落ちしません。色が均一で綺麗です。 ささくれもなく、メンテナンスがとても楽です。 <デメリット> 商品によっては夏とても熱くなります。温度により多少伸び縮みします。 自然木に比べて、自由度が落ちます。形がある程度決められているため、平な所にドン!っと置くには適していますが、細かい場所の融通が利きません。また、フェンス等の付属品も金具で留めるため、金具が見えてしまうデメリットがあります。 |
人工木デッキの例
三協アルミ「ラステラ」 ふじみ野市 | 三協アルミ「ひとと木2」 上尾市 | LIXIL樹ら楽ステージ 川越市 |
ハードウッドや人工木の施工事例
下のバナーから、実際の施工事例がご覧になれます。 |
人工木も含めた、様々なウッドデッキのご紹介 | アイアンウッド(ウリン)デッキの施工事例 | アイアンウッド(ウリン)フェンスの施工事例 |