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コンクリートのお庭 ひと工夫でおしゃれな雰囲気に!
駐車場や玄関からのアプローチによく使われている土間コンクリートですが、際限なく生えてくる雑草の処理や、ぬかるみで困り果て、お庭もコンクリートにしてしまいたい!という方が多いようです。しかし、庭一面を土間コンクリートにしてしまうのも殺風景だし、(後で説明しますが)色々とデメリットもあります。実際、庭をコンクリートにしたいんだけど、何かワンポイントも欲しい、おしゃれにしたい、というご相談を多く頂いております。 |
コンクリートをおしゃれに
では、殺風景な土間コンクリートをおしゃれに飾っていきましょう。 |
目地(隙間)の種類やデザイン
真っ先に目を惹くのが、目地のデザインですね。コンクリートはそのままだと暑さや寒さで伸縮してヒビが入ってしまいます。これを防止するために隙間を作るのですが、この線を模様として楽しんだり、隙間に入れるアイテムで変化を付けたり、工夫次第でとても個性的でおしゃれな雰囲気になりますよ。 |
目地に入れるアイテムは、一番普及していてよく見かけるものはエキスパンタイ(黒いゴム)です、ラインを楽しむだけならこれでも十分ですが、土や砂利を入れて色を楽しんだり、植物を入れたり、ピンコロ石やレンガ等、お好みで様々なアイテムで飾る事ができます。植物は、タマリュウや芝が多いですが、ヒメイワダレソウも人気です。お客様のご要望に応じて様々な植物が植えられています。逆に、目地から生えてくる雑草が煩わしい場合は、生えないようにすることもできます。 |
エキスパンタイ | 砂利 お好みの色でおしゃれに | 玉砂利を使った目地 |
芝 | タマリュウ これから育っていきます | レンガ(写真は、ショコラコロン使用) |
仕上げやワンポイントでおしゃれに
表面仕上げの種類 どちらも費用は変わりません
金ゴテ仕上げ:表面がツルツルした仕上げ方法です。殺風景な感じも受けますが、目地のデザインに変化を持たせたり、ゴム(エキスパンタイ等)以外にも、タマリュウを入れる、砂利の種類を工夫する等でアクセントにもなり、オシャレな雰囲気になります。 | |
刷毛引き:表面を刷毛で引くことでザラザラした触感にします。デザイン性のみでなく滑り止めになるので、駐車場・駐輪場や斜めの場所にオススメです。 |
コンクリートにプラスα
洗い出し
セメントに、砂利とこまかい珪砂(けいしゃ)を入れて材料を作ります。セメントや加える砂利の種類を変える事で様々な色合いが作りだせます。通常のコンクリート下地(車が乗る場合は厚さ8cm、乗らない場所は6cm程度)を作り、その上に洗い出しの材料を1.5~2.0cmの厚さで塗ります。少し乾いてきたら、スポンジでセメントを拭いていくと、砂利が浮き出てきます。広範囲の所は高圧洗浄を使う事もあるようです。表面がざらざら(凸凹)しているので、滑り止めにもなります。普通のコンクリートだけじゃ物足りないから何かちょっと欲しい時、石を貼るより安い費用でコンクリートをおしゃれに出来ます。 |
日本玉石「南部」φ5mm~φ7mm | 日本玉石6mm | アプローチのポイントに 施工記事 |
アプローチに洗い出し舗装 施工記事 | 洗い出しと金コテ仕上げを市松に 施工記事 | レンガの目地でデザイン 施工記事 |
石やタイルと組み合わせておしゃれに!
ポイント使いに・・・思い切って全面を・・・自然石やタイルを貼って綺麗に飾る事もできます。自然石乱貼りは、費用は高めですが安定した人気アイテムです。石屋さんが貼っているので、ピッタリと詰まったとても綺麗な仕上がりになります。最近は、四角い自然石やタイルの人気も上がってきています。自然石やタイルの他にも、思い出の品等を埋め込む事ができます。 |
自然石乱貼りのお庭 | 洗い出しと乱貼りの組合わせ | 石貼りとレンガ目地でアクセント |
自然石平板と組み合わせて | 真ん中に平板を置いてアクセントに | 玉石を埋め込み和風に |
蓄光石を使って駐車場をアート | 思い出の品をコンクリートに埋め込んで |
コンクリートを綺麗にお化粧(ユーロクリート、エクランEXなど)
コンクリートに色を付ける事ができます。ユーロクリートは、下地コンクリートが乾かないうちに表面に材料の粉を撒きます、コンクリートに染み込んで色落ちしません。エクランEXは、コンクリートが乾いてから表面に1mmの厚さで塗っていきます。剥がれる事があります。今は、ユーロクリートの施工が多いです。 |
ユーロクリートで色付け | ↑コンクリートをユーロクリートとアンティークレンガとアイアンウッド(ウリン材)で装飾しました。コンクリートとは思えない、ナチュラルなお庭に変身! さいたま市S様邸 | エクランEXで色付け |
お庭をコンクリートで覆う事のデメリット
厄介な雑草を徹底的に排除する土間コンクリートですが、デメリットもありますので、検討される場合はご注意ください。 デメリット1) 照り返しが強い デメリット2) 水はけのための勾配を付けないとならないため、少し斜めになってしまう デメリット3) 水を地面に流すスペースの確保が必要 また、下に管などの施設が埋まっていると、工事の際にコンクリートを剥がさないとならないので手間と費用がかかります。 |
コンクリートのお庭・駐車場 施工費用のイメージ
一口に「費用」と言っても、掛かる費用は様々です。 用途としては、庭に打つ場合よりも駐車場に打つ場合のほうが厚みが必要なので高くなります。施工する場所についても、重機が入れる広い場所なのか、すべて人力で施工するような場所なのか、既存の物を撤去した場合の処分費用、土間コンクリート以外に付帯物など、一概に決まった費用がないので、弊社で施工させて頂いた事例の中から、施工費用表記のある物件を紹介します。 土間コンクリートのみではなく、全て含んだ費用ですので、目安としてご参考ください。 ざっくりとしたイメージが掴めると思います。 |
川越市N様邸 46万円 (物置・花壇込み) |
川越市K様邸 86.5万円 (機能門柱込み) |
川越市S様邸 97万円 (乱形石・カーポート込み) |
川越市O様邸 117万円 (カンナキュート込み) |
鶴ヶ島市A様邸 150万円 (長さ50メートル!) |
日高市K様邸 265万円 (サイクルポート・植栽込) |
土間コンクリートの他にも! オススメの舗装
コンクリートのデメリットである、照り返しや水はけを解消してくれる、インターロッキングや真砂土舗装もオススメです。写真クリックで施工事例集に移動します。 |
様々な舗装の施工事例(コンクリート、乱貼り、レンガ、真砂土他)
コンクリート以外にも、コンクリートと合わせて・・・様々な舗装があります。コンクリートだけでは殺風景ですが、部分使いをしたり、思い切ってコンクリート以外の舗装を選んだり、選択肢は様々です。 |
コンクリート以外の脱草むしり
しつこい雑草を根絶するのに有効な土間コンクリート。ちょっとの工夫でおしゃれにもなるし、デメリットの軽減もできますが、コンクリートや舗装をする以外にも、砂利や人工芝を敷いたり、デッキやテラスを設置して雑草やぬかるみを解消している方もいらっしゃいます。様々な脱草むしり・ぬかるみ解消のご紹介と施工事例は「草むしり・芝の管理が大変!楽チンなお庭にリフォーム」も併せてご覧ください。 |